活動日誌−堀田信夫
【11.09.07】芥見に小水力発電がありました。
原発より自然エネルギーへの転換を
8月29日、芥見地域の皆さんや大須賀しずか県議と、芥見にある「芥見水力発電所跡」を視察しました。これは明治時代に農業用水を利用して発電をしていたところです。
案内は、「まちづくりと環境を考える会」の市川武彦さんです。市川さんは「地元の篠田義彦・敏司兄弟が1910年、各務用水の落差を利用して2キロワットの発電を成功させた」ことや「当時、電灯のある家庭が珍しい頃、上芥見集落150軒のタングステン灯をともしていた」と紹介されました。
私は、当時の技術で標高差などを考え、水の力を利用したことに感心しました。自然エネルギーへの転換をめざすシンボルとして、復元して地域の街灯などの電力に利用できたらいいなと思います。
ちなみに篠田敏司さんは、篠田正浩映画監督のお父さんだそうです。