市政の動き−議会・政策・見解
【20.10.22】長良小学校プールで申し入れ
プールをつくって!
日本共産党市議団は、岐阜市対し次のような申し入れを行いました。
岐阜市長 柴橋正直 様
2020年10月16日
日本共産党岐阜市議会議員団 堀田信夫
井深正美
森下ますみ
「長良小学校プール及び長良公民館建築主体工事」
補正予算の修正を受けてなすべきことは何か
先に行なわれた9月定例会において、市長が提出した長良小学校のプール建設中止を前提にした補正予算に対して、関連予算は「減額しない」という修正案が、全会一致で可決されました。
長良小学校のプール建設については、長良小学校の全面建て替えの計画のもと、令和2年度の3月定例会において全会一致で可決、決定された計画です。
ところが5月の入札不調を機に教育委員会は方針転換、プール建設を中止し水泳授業を民間スイミングクラブに委託をすることを決め、地域住民やPTAに説明を行ないました。
今回の事態は、市が提案し議会の議決を受けた計画を議会の承認もなく覆す行為であり許しがたいものです。
これまで入札不調の場合、再入札に向け資材の価格、工法、仕様の見直し等、様々な検討をした上で再入札を行なってきましたが、今回の長良小学校プールについては、「積算にかい離があった」との一点張りで、再入札に向けた必要な調査さえ行っていません。
長良小学校のプール建設計画は、二度に渡って市議会で議決されました。本件に関する市議会の対応を教育委員会は厳粛に受け止めなければなりません。
その上で、速やかに且つ拙速さを避けて、予算執行にあたることが肝要です。
●入札不調の原因を究明し、再入札の手続きを行なうこと。
●不適正な事態がなぜ起きたのか検証し、明らかにすること。